輪屋てんやわんや

まっさらなコンポストに、初生ゴミ・・でなないな、初のお客さんが入りました。

ゴミと呼んでいたんだなぁとなんだかとても申し訳ない気持ちがします。

いろいろと思いがけないこともおこるのでしょうけど、それはそれで楽しみにしています。

 

前回の続きで、ひきちさんから聞いた話。

面白かったのは植えかえの話。

 

植えかえる1日前に植物に聞くんだって。

「鉢も小さくなってきたし、もうすこし大きいのに移ってもらおうと思っているんだけど、どう?」って。

あくる日には返事があるんだって。 植えかえやすく、鉢の淵にまぁるく線(溝?)が入っているんだそう。

どうしても抜けない鉢には、そうやって話をすると、あくる日には必ず答えがあって、

簡単に鉢から抜くことができるそうです。   おもしろーい!

 

フィンドフォン(フィンドホーンかな?知らない人は検索してみてください)でも、同じようなことをする

そうですが、要は私たちと植物とは確実にコミュニケーションがとれるということです。

 

そもそも植物は地面とくっついて生きているわけです。根と土の境目もはっきりと分かれていないのです。

(これは、人間の小腸でも同じで、食物と小腸の絨毛の間にはどちらとも言い難い部分があるのです。)

そう言う意味では、植物は土の形を変えたものともいえるわけです。

 

動物は完全に地面から離れて生きていますが、植物がなければ生きていけません。

土の幽霊というか、土のお化けというか、とにかく土と同じものなんだけど土と離れることができるのが、

動物だといってもいいのかもしれません。

 

この命が循環する面白さ、精密さには感心するばかりです。輪屋の「輪」は、この循環の意味を込めた

ものでもあるのですよ。 自転車操業の「輪」ではないのです 笑 。