脱アトピー生活
水道水の塩素
最近は水道水の塩素が人体に与える影響について、「本当だったらどうしよう・・」と
不安になるくらい恐い情報が飛び交っています。
発ガン性や流産の危険性、喘息や高血圧など、結構深刻な問題だと思うのですが、
水道局のホームページには
「生涯にわたって水道水を飲用しても人の健康に影響を生じない水準をもとに基準値が定められています。 」
と書いてあるだけです。
恐い情報は大半が浄水器を販売している会社から情報発信されていますが、
浄水器メーカーや販売会社が水道局を問い詰めたという話や、
水道局がメーカーや販売会社の誹謗中傷に怒ったという話もききません。
なので、結局はどちらの主張が正しいのか、自分で判断しなければいけません。
私はいろいろと調べたり話を聞き回った結果、大至急自宅とお店に浄水器を取り付けました。
そして数日後気が付いたのです。
「あっ!食器を洗っても手がガサガサしない・・・手がガサガサしない・・・手がガサガサ しない・・・も、も、も、もしやっっ!!」
ということで見つけたのが吉岡英介先生の『アトピー解決編』です。
この先生は本として出版もされていますが、ご自分のホームページで本の内容全文を公開されているとても太っ腹な先生です。
そこにはハッキリ
「アトピー体質は存在しない。アトピーは100%環境疾患だ」と書いてあるではありませんか!
この言葉にどれだけ勇気付けられたかわかりません。
ホームページを一気に読み、お風呂用の脱塩素剤を購入して、初めて塩素を中和したお風呂につかった時、
「あーお湯が痛くない・・・」と嬉しさのあまり涙が出ました。
よくよく考えたら “ケガしたところを洗体槽につけたら超痛い” のは小学生の常識だし、
アトピーはお風呂上りが一番痒かったし・・・、
ヒントはずっと側にあったのに当たり前の存在すぎて気付かなかったんですね。
私のアトピーは塩素だけが原因ではなかったので、そこでハッピーエンドにはならなかったのですが、
塩素だけが原因という方は、塩素を中和したお風呂とシャワーに変えるだけで、あっという間に良くなっていかれますし、
他に原因があっても、まず塩素を中和するというのは皮膚のタンパク質と皮脂を守る上で必須条件です。
炎症箇所がほぼ体の表面全部で、ちょっと紫っぽく肌が変色していて、頭皮もカサカサの方は
まず塩素かぶれを疑ってみてください。
お風呂の塩素だけでなく、台所の水道水が手指に湿疹がでる “主婦湿疹” の原因だったり、
トイレのウオッシュレットによって肛門の周りがただれる場合もありますので
お風呂だけではなく、各蛇口の塩素には十分注意してくださいね。
そう言えば、先日、1年以上ぶりに美容院に行ったら、シャンプーしてくれた男の子が
「すごく髪が健康ですねー。こんなに長い髪でこんなに健康な人、あんまりいないっすよ」とベタ褒めしてくれました。
これは間違いなく塩素を除去したお湯を使ってる効果ですね。