輪屋てんやわんや

モロヘイア
モロヘイアはものすごく栄養価が高いので、茹でて冷凍庫で冬の分まで保存される方もいらっしゃるほど人気があります。ねばっとした感じ以外は特に強いくせがないので、どんな風に調理してもOK! 私はネバッとしたもの同士、茎ごとサッとゆがいたモロヘイアとオクラを包丁で細かくたたいて納豆に混ぜ、カツオ節とちぎった梅干しをのせて食べるのが一番好きです。

エンツァイ(空芯菜)
中華料理でよく使われる葉物です。あまりにも堅そうなところは捨てますが、基本的には茎のシャキシャキ感が美味しいので、ザクザクと茎ごと切ってニンニクとごま油に少し鷹の爪を入れたもので炒めます。くせがないので、肉や他の野菜とも相性抜群です。

ツルムラサキ
とってもくせがあります。モロヘイアやオクラ同様、ネバッとしているのですが、それに加えて若干“土くさい”。正直言って私は苦手なのですが、お好きな方も多くて、天ぷらやおひたし、茎も細かく切って炒め物など、みなさん思い思いに楽しまれています。でもツルムラサキで一番ポピュラーなのは、やっぱりごま和えかな。おひたしのときはお醤油に少しお酢やレモン汁をかけたりして、ちょっと匂いを消すのがミソかもしれません。←そう言えば味噌にも合うかも。くせはありますが、とってもきれいな葉物野菜で、見ていていつも惚れ惚れします。多分かなり体にいい野菜でしょう。

クッキングトマト(加熱用トマト)
ここ数年の私の夏の楽しみと言えば、この「クッキングトマト」。毎年毎年ファンを増やしていますが、今年初めてチャレンジするという方のために、よりい輪組の伊藤さんから教わったクッキングトマトの調理法をご紹介します。
←この写真がクッキングトマト2kgから作ったピューレとジュレ(スープ)ですが、これが簡単!便利!めちゃうま!です。
ピューレはパスタソースやピザソース、トマト味の煮込みに大活躍ですし、ジュレは魚介類を煮込んだり各種煮こみ料理の隠し味にも最高ですが、冷たくひやしてそのまま飲むと「これでもか!」と言うほど夏の醍醐味を味わえます。その他、普通のトマトと違って水分が少なく肉厚なので、サイコロに切ってサラダの上にちらしたり、スライスしたトマトの上にあく抜きした玉ねぎのみじん切りとオリーブオイルと塩,胡椒,酢少々を混ぜたものをのせてお皿ごと冷やしてサラダで食べるのも絶品です。ピューレにしなくても、沸騰したお湯にくぐらして皮を湯むきしただけで濃厚なホールトマトの完成なので、簡単にトマト味を楽しむことができますよ。