輪屋てんやわんや
10月25日はうちのお店に野菜を出してくれている農家さん達との収穫祭でした。
収穫祭といっても野菜を作る人達と我々売る者達との親睦会のようなもので、それぞれが一品持ち寄って食べて話して歌って笛吹いてみたいな集まりです。
場所は、無農薬ブルーベリーを出荷してくださっている吉田さんがつくった「クヌギの森」。
吉田さんが手をかけてきれいな里山にされていて、とても気持の良い所です。
夏場はブルーベリー狩りに来た人たちでにぎわいます。
輪組(輪屋に野菜を出荷してくれている人たち)の方達とは、暑気払いや新年会など年に2、3回会うのですが、会う度に「人」に感動します。「人」っていうのは農家の人達。
誠実とは何か?優しさとは何か?思いやりとは何か?幸せとは何か?生きるとは何か?・・この人たちと会うと、そのようなことをいろいろ考えさせられます。
話している内容は、他愛ない毎日のことだけなんですが、なんと言うかすべてを受け入れているというか・・朝早くから夜遅くまで忙しく働いて、鶏の世話のために1年中休みもないのに、それでも自分たちより先に他の人のことを心配して、困っていそうな人に手を差し伸べる。
宮沢賢治の「雨にも負けず」そのものです。そういうものに、あの人たちはなっている・・といってもよいのではないかと思います。
その人たちの野菜を売らせてもらっているということは、本当にありがたく幸せなことです。都会に住んでいますが、心根は少しでもあの「人」たちのようになれるように、生活していきたいものです。
帰り際、「輪屋さんとももう8年近くになるねぇー」という話から、そうそう!!今日は輪屋の誕生日でした!!10月25日に営業をスタートしたんです!!と言うことで、何か大きなものを収穫させてもらった気分で、みなさんにお礼を言わせていただきました。
改めて、ありがとうございます。
今日は店番で参加できなかった輪屋のスタッフからも「お客さんからお祝いのお花とお菓子をいただきました」というメールが入っていました。
毎年、自分たちが忘れていても必ず「おめでとう」と言ってくださるお客様がおられます。
本当に嬉しい事です。誕生日に限らず、何かあれば(何もなくても)いろんなものを差し入れしてくださるお客様が大勢いらっしゃいます。自分たちがやらなきゃいけないことがここにありますね。
スタッフ一同、心をこめて日々、仕事させていただきます。ありがとうございます。
本当に感謝しっぱなしの1日でした。感謝するっていいねー。