脱アトピー生活
特殊なベースウォーター
ル・スピノワ化粧品は、使用する水の選定・調整に大きな力を注いでおります。それは、成分の個性を引き出し、融合させるために触媒である水が大変重要な働きをすると考えているからです。
現在、製品の使用目的に応じた2種類のベースウォーターを使用しております。
活性微粒子水の特徴
ホイップドソープⅡ(さっぱりタイプ)に使用している活性微粒子水は、水の粒子を小さくすることで洗浄力を高めています。すなわち、水に油が溶け込みやすくなるということです。
また、ミネラルを多く含むことから酵素活性力があることが実験からも証明されています。これにより活性酸素を除去する酵素の力が高まり、肌の酸化を防ぐ効果がのぞめます。
そして、この力のある水に弱い遠赤外線様のエネルギーを一定期間以上当てることにより、水そのものの活性力をさらに高めています。
イオン微粒子水の特徴
ホイップドソープⅠ(しっとりタイプ)では、ホイップドソープⅡ(さっぱりタイプ)のように、水の力を利用して洗浄力を上げるのではなく、肌に適度な油分を残しながら洗い上げるというコンセプトから、イオン微粒子水を使用しています。
また、各ローション、コルカタライザーはすべてこのイオン微粒子水をベースにしております。
この水は、イオン調整をし極めて純度の高い水に仕上げた後、穏やかな遠赤外線様のエネルギーを一定期間当てて、活性化させています。穏やかなエネルギーを長い時間当てることにより、水にその効果を定着させています。ホイップドソープⅠや各ローション、コルカタライザーに含まれる穏やかで繊細な成分にこの水を調合することで、肌あたりの柔らかい、まろやかな商品を作り出すことができるようになります。
また、この水は、酸化還元電位が低いという特徴があります。酸化還元電位が低いということは、酸化した物質と触れたとき中和する効果が高いということになります。これによりベースウォーターそのものにお肌の酸化を防ぎ、保護する力がのぞめますのでスキンケアにおいても大変適した水だといえます。
『活性微粒子水』『イオン微粒子水』に共通する大きな特徴
界面活性力を持つ水を使用
水と油は本来混ざり合わないものです。しかし、ル・スピノワ化粧品の成分には、基本的に水に溶けるものと、油に溶けるものという大きな2つのチームが存在しています。これらを混ぜ合わせるには、何か媒体が必要になってきます。
界面活性剤(乳化剤)を使うと簡単なのですが、ル・スピノワの「自分の皮脂を生かす、また肌自らの力を生かす」というスキンケアコンセプト上、絶対に使用することができません。
そこで、ル・スピノワ化粧品を開発・販売されているディーブ研究所では、ベースである水に力を持たせ、界面活性力を上げることができないかと調査と実験をされてきました。それでたどり着いたベースウォーターが、『活性微粒子水』と『イオン微粒子水』です。
これらがどのくらい界面活性力を持つかの実験データが上の図です。これは、平成15年10月と平成22年6月に「生命の水研究所」(東京都武蔵野市:松下和弘所長)において実験した、それぞれの水がどのくらいサラダ油を取り込めるかというものです。
実験結果でも、通常の水に比べて、活性微粒子水はサラダ油を約2.5倍、イオン微粒子水に至っては3倍以上取り込めることが証明されています。なぜ2種類の水を用いたかというと、製品ごとにその必要とする力が微妙に異なるからです。
クラスターの小ささで水の力を引き出す
水のクラスターとは、水の分子集団の大きさを言います。水はH2Oという組成ですが、自然界ではこの分子1つだけが単独で存在することはできません。この1つのH2Oをブドウの一粒に例えると、いくつかのH2Oがブドウの房のようにひとかたまりとなって“水”を形成しています。この一房の大きさをクラスターと言います。
クラスターの小さい水とは、ひとかたまりになっているH2Oの数が小さい(すなわち、一房のブドウに付いているブドウの粒の数が小さい)ほど、水が身軽に運動でき、分子運動が盛んになります。分子運動が盛んであれば、成分との混合が抜群に良くなり、なめらかで優しい感触に仕上げることもできるようになります。
通常の水のクラスター平均値が115ヘルツという大きさになりますが、活性微粒子水は平均68ヘルツ(室温20℃)という細かさで、水のちからを最大限に引き出すことができる小ささです。イオン微粒子水も平均80ヘルツ(室温20℃)となっています。
還元力のある水
人は老化します。食べ物は腐ります。鉄は錆びます。これらのことを「酸化」と言います。そして酸化の逆が還元です。酸化は腐敗や老化、還元は元の状態に戻す力であり、腐敗→新鮮、老化→若返りというように酸化したものを還元するということは、本来の健康な状態に戻すということです。
それをサポートするのが還元力のある水と言えます。還元力のある水は、人間はもちろんのこと、植物や他の生き物にもその効果が顕著にあらわれます。
ディーブ研究所においてイオン微粒子水と同じエネルギーを与えた水で胡蝶蘭がどのくらい持つかという実験をしたところ、6ヶ月間も花が咲いていました。(写真は6ヶ月目の胡蝶蘭)。
またイオン微粒子水を生け花に与えることで、通常の何倍もの期間枯れずに咲いたままでおり、新芽が出ているものもありました。他にも蚊に刺された後の痒みが軽減するといった、明らかに還元作用が働いている現象が確認されています。
これは大変素晴らしいことで、この水を使用することで肌の働きを活発にし、今ある炎症を鎮静させる効果を期待できるものだと言えます。